2025年9月22日 2024年度(第3期)総会が開催されました。

国境なき劇団は8月から翌年7月までを会計年度として運営しており、9月22日に役員による総会を行いました。

2024年は能登半島地震に始まり、国境なき劇団にとって被災地との関わり方や活動の在り方が浮き彫りになり、団体として貴重な経験と学びの多い一年となりました。

これまで事務局に集中していた活動を分野ごとにカテゴライズし、「国境なき劇団」の概念や方向性について模索し、整理しながら進める役員体制を共有できた総会になったと思います。

これからも、被災現地での活動とともに、被災地ではない(分母の大きな)活動分野も視野に入れて、震災と演劇に関する手法を幅広く模索し、振り返り、共に継続して行きたいと考えます。

そのために、個別の活動をお互いに知り、尊重しながら、躊躇なく連絡が取り合えるつながりが太くなる取り組みと、非営利活動が維持できる体制について、今後も研究を重ね、努力してまいります。

国境なき劇団 代表 八巻寿文