
国境なき劇団は、阪神淡路大震災、東日本大震災、熊本地震を契機として立ち上がった舞台芸術団体です。大阪のDIVE、仙台のARCT、熊本のSARCKの三団体により、2018年に第一回を実施した「The First Action Project」(略称:TFAP)を経て結成。上記三団体を核とし、活動に賛同・協働する日本全国の演劇人や劇場、舞台関係者などで構成される非営利団体です。

https://www.ocpa-dive.com

http://arct.jp

https://www.facebook.com/SASHIYORI.Art/

国境なき劇団の活動
①次なる災害に向けた取り組みー事前復興ー
過去の災害時の知見を共有し、今後起こりうる大規模災害に向け、迅速かつ、継続的活動としていくためのネットワークを形成します。
《伝えるーarchiveー》
甚大な被害をもたらした震災に直面し、心のケアのために演劇的手法で実践してきたこれまでの事例をまとめ、被災地での活動にあたり必要な人が必要な情報を受け取れる仕組みを整えます。
《伝え・ともに考えるーworkshopー》
被災地で緊張した心と身体を解くため、実践してきた内容を体験するワークショップを開きます。ご要望に応じ、大規模地震を想定した劇場での避難訓練をワークショップ形式で組み立てることも可能です。ご相談ください。
《つながるーnetworkー》
日本各地で自然災害が頻発する近年。現状、どこでどんな大規模災害が起きてもおかしくないことが周知のものとなりました。被災地の状況に応じて迅速に活動を始め、継続的活動を可能にするために、活動に賛同し協働する演劇人、劇場のネットワークを全国に拡大していきます。
②大災害が発災したとき
《寄り添う―live together―》
有事の際に、被災地で被災者の心のケアのために活動する演劇人を「国境なき劇団」が支援します。被災地域の要望をもとに、事前に築いたネットワークを活かし「国境なき劇団」からも人材を派遣します。

メンバー ー 四十七士つながるプロジェクト ー
日本各地で自然災害が頻発する近年。
どこでどんな大規模災害が起きてもおかしくないことが自明のこととなりました。
被災地の状況に応じて迅速に活動を始め、活動の継続を可能にするために、協働する演劇人、劇場のネットワークを全国47都道府県に拡大していきます。

八巻寿文|震災の前から思うところ「国境なき劇団」
2022年3月22日 国境なき劇団キックオフミーティング第1部にて
東日本大震災当時、せんだい演劇工房10-BOXの工房長だった八巻寿文より、「国境なき劇団」についてお話させていただきました。