• 2025年11月16日 ― 震災前の「間取り図」から暮らしの記憶をたどる ― 記憶の中の住まい 仙台 荒浜ツアー


    津波で被災された住宅の前に立ったとき
    「ここでどんな暮らしをされていたんだろう」
    と思いを巡らせたことはありませんか。

    このツアーでは、仙台 荒浜に暮らしていた3名の方から、当時住んでいた思い出の場所で
    「ご自宅の間取り図」をもとに「記憶の中の住まい(生活の様子)」を伺います。

    ツアーのあと、どんな景色が見えてくるか、楽しみに是非ご参加ください!

    開催概要

    2025年11月16日(日)
    集合時間 9:30(13:30終了予定)
    集合場所 荒浜里海ロッジ(仙台市若林区荒浜)※詳細はご参加の方に直接ご連絡
    定員 20名程度(先着順)
    参加費 無料
    持ち物 冊子「記憶の中の住まい」
    お持ちでない方は当日購入可能/※該当頁の当日配布も可能です。

    ※雨天中止(小雨決行)

    当日の流れ

    9:30 集合(荒浜里海ロッジ)・オリエンテーション・「荒浜の紹介」(貴田喜一さん)
    9:45 冊子を片手に、荒浜のまち歩き(進行、聞き手:佐藤正実さん)

        ①貴田邸(お話し:貴田喜一さん)
        ②庄子邸(お話し:庄子隆弘さん)
        ③佐藤邸(お話し:佐藤優子さん)

    12:30 軽食と交流:荒浜里海ロッジ
    13:30 解散

    申込方法

    以下よりお申込みいただくか、toshiyuki.satoh@gmail.com までご一報ください。

    「記憶の中の住まい」とは?

    東日本大震災の津波は家庭のみならず、何百年脈々と続いてきた「営み」も流しました。
    発災2年後の2013年、東京と宮城の女性建築家のメンバーがその技術を活かし『震災で失った家の間取り図を作成し形に残す』活動、「記憶の中の住まいプロジェクト」を開始。被災された方から、失った住まいや暮らしのお話を伺い、作成した家の間取り図に話の記録を添えて「アルバムの1ページ」としてお渡しするものでしたが、話は家族の暮らしのみならず、地域の思い出や歴史などにも及びました。
     辛い体験や喪失感を第三者に語ることで「気持ちが軽くなる」という役目にもなったであろうこの活動は、現在も継続しています。
     コロナ禍で活動を見直す機会になった際、日々変わっていく被災地の姿を目の当たりにし、13回忌を迎えたタイミングで「暮らしの記憶を繋いで、伝承に役立てることができれば」との思いから作成したものが「冊子『記憶の中の住まい』」です。

    参考:クラウドファウンディング
    津波で失われた26の海辺の暮らしを冊子で残したい「記憶の中の住まい」プロジェクト
    https://readyfor.jp/projects/kiosuma/announcements/275562

    運営・お問い合わせ

    主催:国境なき劇団
    共催:一般社団法人 宮城県建築士会 女性部会
    協力:荒浜里海ロッジ、海辺の図書館、3.11オモイデアーカイブ、せんだい3.11メモリアル交流館
    記録写真:渡邊博一
    記録動画:阿部丹吾
    マネジメント:佐藤敏行(国境なき劇団/TOHOKU2041 Project )
    助成:復興庁
    お問い合わせ:国境なき劇団(佐藤)toshiyuki.satoh@gmail.com

    チラシのリンクはコチラ